初心者必見!! イベント開催の極意(だいぶ大きく出た)その1
祭り。
祭りと聞いて思い出す情景はなんだろう。
浴衣姿。ポニーテールのあの子。金魚すくい。出店の焼きそば。楽しかったあの日々、無邪気だったあのころ、ああ戻りたい。
ただただ楽しかったお祭り。
しかし!!!
祭りを開くために裏で大人たちがどれだけ苦労しているのか、今から教えてあげよう、子どもたちよ!!!
……というわけで、稲敷市地域おこし協力隊になってから、初の自分発信のイベント『七夕ささぶねまつり』を開催するにあたって(7月8日に開催していたんだよ)、どのような前準備をしているのか(していたのか)記していこうと思います。
いかんせん、右も左もわからないド新人かつ、イベントを開いた経験もないので、どこから手をつければいいのか全く分からない。似た境遇の方も数多くいらっしゃることでしょう。イベント経営を考えている方、地域おこし協力隊、大学生などなど、今回のブログで少しでも多くの知識を身に着けていってくださいな。
- 七夕ささぶねまつりはなにをするの?
まず、今回茨城県稲敷市で行われる『七夕ささぶねまつり』の概要だけ説明したいと思います。
前のブログにも残っていると思うので、より詳しい情報を知りたい方はこちらへ飛んでいただけますようよろしくお願いします。
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今回のまつりでやりたかったこと(目的?)は、「こどもたちに昔の遊びを知ってもらうこと」が大前提としてありました。現代の子どもはアナログの遊び方を学ばずにそのまま成長してしまうきらいがあります。事実、僕もデジタルゲーム世代なので、昔の遊びというものを全く知りませんでした。笹船の作り方を教わったのも、商店街のコミュニティスペースとなっている笑遊館のボランティアの方です。
その記事はこちらからどうぞ!
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話がそれそうなのでいったん戻します。
今回僕が企画した七夕まつりでは、
1.こどもたちに笹船を作ってもらうこと
2.作った笹船を和田公園に隣接する霞ヶ浦に流すこと
3.七夕の短冊作り&飾りつけのワークショップ
4.流しそうめん
を集まった子供たちと一緒にやろうと考えています。
そこで、必要になってくるのは、
笹&竹。
Bamboo grass & Bamboo.
- まず、なにからしたの?
七夕ささぶね祭りのメインイベントである流しそうめんには、竹の確保が必要不可欠。竹の確保は正直一番面倒であろうと、ある程度予想しておりました。
仮に個人で「流しそうめんをやっぺよ」となっても、「どこから竹もってくっぺ?」となること請け合いでしょう。地主ならともかく、竹を管理している人ってそうそういるもんじゃありません。
手を伸ばせばすぐそこにあるのに……。地域おこし協力隊は一応、市の職員でありますから、勝手に切って持っていくわけにもいかないのです。絶対に怒られるから! 絶対に怒られるから!
これが都内ならなおさら。
竹林が一瞬で更地になり、駐車場に変化する都会で竹をゲットしようとしても、なかなかうまくはいかないでしょう。便利な時代になった今なら、amazonで流しそうめんセットでもポチって、ヤマト運輸か佐川急便に持ってきてもらい、それを簡単に組み立てて家族仲良く流しそうめんするのでしょう。レンタルでも短い装置で2000円程度。
個人でやる分には小さい装置でも問題なさそうですが、大人数を呼んでイベントを開くとなると小さい装置でも物悲しさが否めません。
- 竹を欲して早十日
もうどうしようもない。まだ地域おこしとして活動して1,2か月のペーペーにつてなどなく……。一件一件、竹を所有する土地に出向いて、地主さんに許可をとるしかない、そう重い腰を上げたそのとき――。
一人の救世主が僕に微笑んだのです(だいぶあっさりと)。