ライスミルクなるものが稲敷で作られているらしい(前編)
人口減少が叫ばれる昨今(ブログの入りが重い)、私たちにできることは何だろう(いったい何があったというのだろう)。
稲敷も例外ではなく、毎年約700名近くの人口減少が続いている。このままでは4万人いる住民が、何十年後かには(すごいざっくり)過疎地域になり、また何十年後には(オーザック)、人っ子一人いない町になってしまうのではないか。
いやだめだ!(どうした急に)
まず働く場所を設けなければと、調べたところ、稲敷にも働く場所はたくさんあったのです(茶番終わり)。
School×Falm=schoofa(スクーファ)
人口減少のため廃校になってしまった学校を借り入れて、そこで最新鋭の省エネ型LED照明による葉物野菜の水耕栽培(養液栽培のうち、固形培地を必要としないもののことをいう)や、地域に根付いた農産加工品の製造に励んでいる会社。
水耕栽培(例)
↑
ちなみにこの写真はスクーファで撮ったものではありません。
スクーファで作っているものは、
野菜類では、
フリルアイスレタス
小松菜
バジル
サンチュ
グリーンサニーレタス
農産加工品では、
バジルペースト
と
はて、
ライスミルク……だと?
ライスからミルクが取れるとでもいうのだろうか。そんな馬鹿な話があるわけないと、そうお思いでしょう。そこの奥さん! そうあなた、です。今呼びかけられて驚いた顔をしたあなた。あなたに直接呼びかけています。
このライスミルク。その名の通り、お米から作られます。米の粉末を基本として、それに水を加えた、至ってシンプルな原材料で製造されています。また、一般的には玄米から作られるため、玄米ミルクとも呼ばれているのですが、奥さん、今の説明を聞いてどう思いましたか。
カロリーが少なそう? 正解です。
今ダイエット中の奥さんにはぴったりのライスミルク。100g当たりのカロリーはなななんと、46カロリー。牛乳の場合は67カロリーなので、500㎖飲もうと思ったら、その差は……電卓がないので後で調べておいてください、奥さん。
奥さん、ああ奥さん。奥さん。驚くのはまだ早いのです。
牛乳を飲むとお腹を下す人がいますよね。牛乳を飲むとお腹にガスがたまって、ゴロゴロ雷を落としたり、下痢したり。乳糖不耐と呼ばれる作用なのですが、ライスミルクならそんな心配は無用。米をいくら食べてもお腹を下さないように、ライスミルクはどれだけ飲んでも乳糖不耐にはなりません。
今まで牛乳の匂いが嫌いで飲めなかったというそこの奥さんにも、ライスミルクなら問題なく飲むことができます。牛乳のように舌触りになめらかさはあまりなく、どちらかというとさらりと飲める優しい口触り。
パンケーキにシリアル、ホワイトソースにコーヒーなどなど、牛乳を使用しなければならない機会は多分にあります。ですがそれらもライスミルクに変えることで、牛乳嫌いの人も無理なく飲み食いできるだけでなく、カロリーもオフされるという優れもの。
そこで今回は大盤振る舞い。奥さんのためならえんやこらえんやこら! ふだんなら1リットル六本入りで535円のところ、今日限り、十二本買っていただけた方限定で、なななんと800円! 800円ですよ、奥さん! 今だけ限定! もう買うしかない!
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そんなライスミルク、実はアメリカではとっくのとうに流通していて、日本でも2013年に初めて国内生産されました(ライスオーラ)。
そして、そして、まさかまさかの茨城県稲敷市でもライスミルクが製造されているということで、株式会社スクーファに行ってまいりやした。
こぉはんへぇーつづく。