inasikinohanasi日和

茨城県稲敷市地域おこし協力隊が稲敷について語ります。

初心者必見!! イベント開催の極意(だいぶ大きく出た)その6

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流しそうめん台の作り方をそもそもしらない僕は、当日、「なるようになるっしょ、余裕余裕」と楽観的に竹切現場へと向かいました。イベント開催日の3日前、7月5日のことです(この時点で7月7日は雨天予報のため中止となっていた)。

 

加工場を借りることになった会長さんとともに、竹伐採場所へと向かいます。トラックに揺られに10分ほど、うっそうと竹が生い茂る(?)竹林に到着。なたとハンマーとのこぎりだけをもっていざ竹林の中へ。

 

 

 

中へ……。

 

 

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入りたくねえ……。

 

外は晴れているのに竹でおおわれているためか薄暗いし、竹も竹で人が入ることを想定して生えているわけではないので、体をひねるように竹と竹の隙間を縫って歩かなければならず、非常にわたりづらい、当初の予定では、というか思惑では、入って目の前の竹をちょちょっと切って、はいさいなら、となるはずだったのに。

外から見ると一様に生えているだけの竹に見えますが、それぞれ色も違えば太さも硬さも違う。流しそうめん台に必要な事項をクリアする竹がなかなか現れず、竹林の中をうろうろ。夏場の真っただ中なので、ちょっと歩くだけでも汗が出て、周りは竹に囲まれているため、風も通らず……。

 

やっとお眼鏡にかなう竹が見つかった……と思いきや、

そこにあるのは急斜面。すこしでも足を滑らせたらと思うと(実際は竹に囲まれているので、下まで落ちるということは絶対にない)、体がこわばり、竹のそばまで行くことすらままなりません。

会長の叱咤激励があり、なんとか目的の竹まで到達。その場にうずくまり、のこぎりでぎこぎこと竹を切り始めます。斜面での作業ですから、体勢もつらく。そもそものこぎりの扱いですらド素人なのに、なんて心のぼやきもはさみながら、汗だくになってとった竹がこちら。

 

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(実際の本数取った本数はもう少し多いです)

 

3メートルの竹が3本、1.5メートルが9本、1メートルが9本と。たかだか竹を切っただけなのにもう死にそうな勢い。ここから加工までやらないといけないのかと、若干白目になりながら、昼休憩をはさみ、いざ、会長の待つ加工場へ。

 

加工場にはのこぎりやらハンマーやらスクリューやら備品がおいてあり、今回の流しそうめん台を作成するのに必要だったものは、

 

1、ハンマー(節をとるため)

2、のこぎり(長さ調節のため)

3、なた(枝をとるため)

4、グラインダー(切った竹の表面を触ってけがをしないよう)

 

これくらいでしょうか。あと仮に台を針金で巻くならペンチも必要でしょうし、地面に打ち付けてぐらつかないようにするなら、杭も必要になってくるでしょう。

 

材料と工具がそろい、まず初めに行ったのは、流しそうめんレーンの作成。三メートル級の竹をなたとハンマーを用い、二つに割ります。(写真撮らなかったのが悔やまれる)

続いて、割ったレーンの節をとります。節はハンマーである程度取ることができますが、すべてを除去することはかなわないので、グラインダーを用いるなりしてつるっつるにすることも可能です(ある程度節が残っていても、そうめんは容易に流れます)。

 

続いて、脚の作成。今回僕たちが試した方法は、

 

1、まず三本の竹を用意する

2、三本の竹をうまい具合に交差するよう配置する

3、針金で竹をぐるぐる巻く

4、レーンを載せて調整

 

といった工程で行いました。この時会長から言われたのが、「子供が間違って倒しても簡単には倒れないくらいの強度にしよう」と。はじめは地面に杭でも打ったほうが強度が増していいのではないかと言われていましたが、公園に杭を打つのもためらわれたので、針金だけで巻くことにしました。しかしこれが意外や意外、三本の竹が互いを支えあって(若干のぐらつきはあるものの)押しただけでは倒れることはありませんでした。

それを三レーン分作って、丸一日分、流しそうめん台作成に明け暮れていました。

 

※ちなみに、流しそうめん作成の合間に、使わなかった竹を衛星土木に持っていく作業があり、これも骨が折れる作業でした。

 

準備物がそろい、流しそうめん台作成も何とか終了、あとやるべきことは当日の快晴を願うくらい。

 

そうして、いよいよ、イベント当日を迎えたのです。

初心者必見!! イベント開催の極意(だいぶ大きく出た)その5

 

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 応募が集まり、タイムスケジュールも完成、

 

<タイムスケジュール>

8:20 市役所集合(公用車二台+トラック一台?)

8:30 市役所出発

9:00 一班&二班 和田公園で準備開始(机、いすの準備。薪の準備、流しそうめん台準備)

9:20 一斑 和田公園から神崎屋へ移動(天ぷらをとってくる)

9:50~10:00  一斑 ※受付開始

10:00~10:45 一班 ささぶねつくり体験

10:00~10:45 二班 流しそうめん(火起こし、食器の用意、そうめんをゆがくなど下準備)

10:45~12:45 一班&二班 流しそうめん(食べ始め。そうめんを流す)

12:45~13:00 ささぶね流し

13: 00~14:00 笹飾りつけ                

14:00~14:20 アンケート用紙記入

14:30 イベント終了(予定)

15:00 後片付け

 

+α

あんぺらぽん水鉄砲

大人も子供も遊べるボードゲーム(ペンギンパイルアップ)

 

 

 

いよいよ本腰になってきた頃のお話。

イベントに必要なものを準備しようという段になって、いろいろなところを駆けずりまわりました。

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<用意するもの>

▪ひやむぎ(6kg)

▪めんつゆ(大体3リットル、ストレート)

▪氷 1kg×5~6袋

▪飲み物(お茶、オレンジジュースなど) 1.8リットル×10本

▪しょうが(チューブ)

▪ネギ

▪わさび(チューブ)

▪とうもろこし(皮付きのまま40本)

▪ましゅまろ 

▪天ぷら 65人前

 

▪折り紙

▪ペン

▪のり

▪はさみ

▪割りばし

▪皿(紙コップ)

▪ホース 測りに行く

▪針金

▪竹縛る用の紐

▪新聞紙

▪チャッカマン

▪虫よけスプレー

▪ビニール手袋

▪マシュマロ用の棒

▪ゴミ袋

 

<借りるもの>

▪大鍋×3

▪ざる×6

▪バケツ×3

▪トング×2

▪トレイ×2

▪さいばし×3

▪包丁×2

▪まな板×2

▪おけ×3

▪おたま×2

▪流れてきたそうめんを受け取る容器(バケツ)

▪大鍋×3(汚れてもいいやつ)

▪なた

▪バール

▪ペンチ

▪グラインダー

▪ハンマー

▪牧

▪机(25個)

▪椅子(60脚)もしくはレジャーシート(なるたけたくさん)

▪名札

▪拡声器

 

<現地調達&作成>

▪笹の葉(150枚程度)

▪竹3メートルを、1.5メートル、1メートルをそれぞれ三本(イベントでは二レーンを予定もう一レーンは予備)

 

今考えただけでも頭が痛くなるくらい膨大な量のアイテムを入手してこなければならなかったのです。

上記に書いた<用意するもの>であればスーパーやホームセンターで勝ってくればすぐにすみますが、<借りるもの>の項目を調達してくるのは、まあ正直骨が折れました。

 

 

 

 

まずどこから何を借りてくればいいのかわからない。

 

 

 

 

稲敷市役所の場合は職員の方もおこしの活動に協力的なので一つ一つどこから借りてくればいいか教えてくれますが、これが非協力的な職員だった場合、苦労するのは地域おこし協力隊隊員でしょう。

参考になるかは不明ですが、何をどこから借りてきたのかここに記そうと思います。

 

▪大鍋×3

▪ざる×6

▪バケツ×3

▪トング×2

▪トレイ×2

▪さいばし×3

▪包丁×2

▪まな板×2

▪おけ×3

▪おたま×2

▪流れてきたそうめんを受け取る容器(バケツ)

▪大鍋×3(汚れてもいいやつ)

 

 など、食品関係の備品は、稲敷市の場合、公民館の調理実習室に置いてありました。ほかに借りる人の予定がなく、借用書に一筆入れれば簡単に借りることができます。包丁などの扱いは慎重に。

 

▪なた

▪バール

▪ペンチ

▪グラインダー

▪ハンマー

 

 など、七夕まつりの流しそうめん台作成のため必要な工具などは、僕の場合、加工を手伝ってくださる会長さんのものをお借りできましたが、同じように親切な方がいらっしゃるとも限らないので、そんなときは市役所の建設課に問い合わせてみましょう。大抵のものは倉庫などにおいてあり、一言いうだけで借りることができます(稲敷市役所の場合)。

 

▪机(25個)

▪椅子(60脚)もしくはレジャーシート(なるたけたくさん)

 

などの備品は運動公園から拝借いたしました。お願いすれば学校の体育館などからも借りることができるでしょう。レジャーシートなどは商工観光課でも借りることができそうでした。

 

▪名札

▪拡声器

▪カラーコーン

▪おもり

 

などの備品は、商工観光課から借りました。建設課の時と同じく一報入れるだけで借りることができました。

 

▪笹の葉(150枚程度)

 は、現地調達。そして、

▪竹3メートルを、1.5メートル、1メートルをそれぞれ3本

 

当イベントの中枢となる流しそうめん、その台を作成する時期が、とうとうやってくるのです――。(次回へ続く)

初心者必見!! イベント開催の極意(だいぶ大きく出た)その4

 

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前回のブログ

mohou-miyabe.hatenablog.com

 

 

べべべべべつに、遊びに行ったわけじゃないんでからね!

 

稲敷市上君山にありますイバライドにて2018年7月14日(土)~9月2日(日)に開催されるシルバニアパーク。その先行内覧会に行ってしまう僕を、どうか、叱ってください、ののしってふんじばって、bみえtbjspsにぶsbんpsのぼおおおお――――――

 

話をもとに戻しましょう。

 

  • 初めての参加応募

森のファミリーに会いに行ってしまうほど、憔悴しきっていました。食べ物はのどを通らず、飲み物をこぼし、シャツを汚し、洗濯し、だがしかし、おかし。

 

その連絡は唐突に。

 

僕がhaneyasume(稲敷市地域おこし協力隊がDIYで再生した空き家)の掃除から帰ろうと公用車に乗った時、一本の電話が入りました。みると、市役所からです。

「七夕の応募があったよ、折り返し電話しといて」

 

うひょおおおおおおおおいいいい!!!!!

 

急いで電話をかけると、あれ、言葉が出てこないぞ。うれしさのあまり、というのもありましたが、そもそも何を確認するのかあらかじめ考えていなかったので、言葉に詰まってしまったのです。その時は参加する方の氏名と年齢、電話番号、あとアレルギーの有無を確認したくらいで電話を切ってしまいました。

 

役所に帰った後、電話応対で確認する事項をちゃんと決めました。(こういうのは前もって決めておかないとね。あと電話を取るのは自分だけではないので、所属する課にきちんと周知しないといけません)

 

1、参加する方の氏名

2、年齢

3、住所

4、アレルギーの有無(そうめんを食べるため)

5、メールアドレス

 

正直、はじめのほうは、住所は聞いていませんでした。昔と違って、電話やらメールアドレスやらフェイスブックメッセージやらいくらでも連絡方法があるのに、わざわざ住所をきかなくてもいんじゃないか、と思っていたからです。意味がないと。しかし、後々にこの住所が重要になってくる場面がありました。

その方は役所に直接電話をかけてきました。例のごとく、僕が電話応対し、必要事項を確認し、電話を切りました。その後、イベント開催日の7月7日がもしかすると雨で中止になるかもしれないという連絡を取るために電話をかけると、

 

 

繋がらない

 

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何度かけてもつながらず、ほかに連絡方法がなかったので、記載された住所に直接行ってみることに。

表札が出ていなかったので、おそらくここだろうとあたりをつけて(一軒だけ明らかな新築の家がありました)インターホンを押すと、一人の男性が出てきました。突然の訪問をお詫びし、〇〇さんのお宅ですかと尋ね、確認が取れると、七夕まつりの件で電話がつながらない事情を説明しました。

で、電話番号を読み上げると、

「あ、下二けたが逆です」

との答えが返ってきて、万事解決という一件がありました。

 

で、この一件で僕が何を学んだかというと、

 

 

常に最悪の事態を想定するんだよ

 

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ということ。仮に住所を聞いていなかったら。連絡手段がなく、参加表明してくださったそのご家族は、当日、雨天中止を知らずに和田公園を訪れ、貴重な休日の時間を無駄にしてしまう可能性だってありました。電話が通じないならメール、メールが通じないならSNS、それでもだめなら直接会いに行く。イベント参加者の連絡先確認を怠ると、のちに痛い目に遭うとわかりました。

 

  • だんだんと増えてくる参加者

チラシを配って数日はほとんど参加者がいなかった七夕まつりでしたが、次の週に入るとドバドバと参加が募り。10、20、30と面白いように数が増えていきました。これで人数不足でイベント中止ということにはならないな、なんて考えていたら……。結果的に

 

 

60人きちゃうんですね

 

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30~50予定していたイベントだったので、さすがにこれ以上人数が増えるとまずいということで、応募を打ち切り、最終的に62人という地域おこししょっぱなのイベント内容にしては大規模なものになってしまいました。それからも続々と電話が鳴り響き、トータルで言ったら100人近く応募があったんではないかなんて、恐怖を感じておりました。

で、ここでもイベント開催にあたって注意するべきことがあります。

 

 

 

チラシ配り過ぎたらあかん

 

 

 

最高で50人集まればいいイベントで、チラシ千部配ってしまうのはあまりに行き過ぎた判断だったと反省しております(反響なさ過ぎたときのことを懸念して、びびってしまったのも刷りすぎた原因)。

反響率に関して少し調べてみましたが、大体、

 

 リフォームのチラシ:0.02%

 住宅のチラシ:0.01%

 食品スーパー:1%

 

とのことで、一番反響率が高いとされているスーパーチラシでも1パーセントであり、イベント用のチラシの場合を考えても、多くて0.05が限界ではないでしょうか。

 

1000×0.05=50

 

しかし忘れていけないのは、「参加対象は子供」ということ。母親か父親か、もしくは両方か、おばあちゃんおじいちゃんか、はたまた全員か、付き添いが絶対にいるはずなので、仮にそれを幼児一人に対し+二人としても、

全体で150人集まってしまい、完全なキャパオーバー。賞金が次回に持ち越されたよ。それはキャリーオーバー。

 

ま、とにかく、万事人数も集まりうまくイベントが回りそうだと、準備を進めていった……のですが。

 

まだまだ面倒なことは山積みだったのだ――。

初心者必見!! イベント開催の極意(だいぶ大きく出た)その3

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  • 人を呼ばなきゃ始まらない

イベントを開くにあたって必要なものは、準備物だけではありません。

イベントに参加してくれる人がいなければ何も始まらない。そう、そんな大事なことを、僕は、6月の中旬に思い至ったのです(イベント開催日程は7月7日だよ)。

 

思い立ったが吉日。さっそくチラシ作成に入ります。『いらすとや』というフリー素材集のありがたいサイトを利用して作ったチラシがこちら。

 

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本当にこんなチラシで人が集まってくるんだろうか、なんて、心配性のわたくしですから、参加人数30~50人規模のイベント開催に、大量のチラシを印刷いたしまして、その数なんと、

 

 

 

 

1000部!!!!(こんなこと書いて怒られないか心配)。

 

 

 

 

チラシをもって、稲敷市内にある幼稚園や保育園に配りに行きました。市立認定こども園えどさき、桜川こども園、新利根幼稚園、みのり幼稚園、ゆたか幼稚園、江戸崎保育園、幸田保育園、江戸崎みどり幼稚園、計八か所。それぞれの園の園長先生(いない場合は保育士さん)と顔合わせをし、園内でチラシを配っていただけるか交渉。ほとんどの園で、快く引き受けてくださいました。

まだ面識のない三期生地域おこし協力隊という謎の生命体に対しても、笑顔で対応してくださった先生方にはほんとうに感謝しております。

 

はてさて、これで人問題もクリアした僕は、意気揚々と市役所に戻ってまいりまして、さっそく参加応募が来ないかななんて考えていたら、なななんと、

 

 

 

 

 

来ないんですねー、おうぼ

 

 

 

 

 

チラシ作成が6月11日の週で、配りに行ったのが6月19日と21日の二日間。チラシ以外にもフェイスブックでイベントページを作成していましたし、チラシにも役所の電話番号と、地域おこし協力隊専用のGmailアドレスを記載している。なのに、一向に応募連絡が来ない。チラシを何度見返しも、アドレスや電話番号に間違いはない。なのに来ない。

 

さすがの僕もあせりましたね、これは(他人事)

参加費無料で高をくくっていたかもしれません。僕の想定では、オレオレ詐欺会社のオフィス並みにひっきりなしに電話のベルがぶるんぶるんべりんべりんなって、もうこりごりだよこんなの、なんて状態を思い描いてたのですが……。

 

 

 

 

 

あせった僕が出した答え。

現実逃避のためにシルバニアファミリー会いに行こおっと。

 

 

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(ナレーション)

七夕イベントを企画、竹の確保という人類史上最大の偉業を成し遂げた僕。

しかしイベント開催二週間前に至っても、参加応募をするものは一人も現れず、現実逃避のために、とある森のファミリーに会いに行ってしまう。

 

 

 

次回予告 本当にごめんなさい 

デュエルスタンバイ

初心者必見!! イベント開催の極意(だいぶ大きく出た)その2

 

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地域おこし協力隊として企画した初のイベント『七夕ささぶねまつり』。

今回のブログでも、イベント開催までの苦労と涙を語っていきたいと思います。

 

 

  • 一人の救世主現る

その当時の自分の頭の中を脳内メーターで見たなら、竹、竹、竹の竹フェスティバルが催されていたことであろう。どこで手に入れるのか、どの人を頼るのか、何もわからないまま日数だけが過ぎていき、そろそろ焦りが見え始めてきたころ――。

 

「知り合いに竹林を管理している地主さんがいるわよ」

と、声をかけてくださった方がいました。以前、笹船つくりを教えてくれた笑遊館のボランティアの方です。

 

 ↓

mohou-miyabe.hatenablog.com

 ↑

 

なんでも、その地主さんのお宅には加工場があり、もしかしたら頼めば流しそうめん台の加工も手伝ってくれるかも……と、致せり尽くせりのあり難き御言葉を頂戴し、涙ちょちょぎれる思いで深く感謝を申し上げたてまつったのでありました。

 

ま、まさぁかあこんな好待遇でお話が進むとぼくわあ思いもしませんでしたから、まあ驚きに驚きましてえ、そんなこんなで、見事、竹問題を解決するにいたったのであります(竹加工でまた悲鳴をあげることになるのですが、それはまた後日)。

 

 

協力隊は地域に協力する隊ではなく、

地域に協力してもらう隊だと、

そんなことを感慨深げに思いながら、

また僕は一つ、大人にィ、なったのだったぁ。

 

 

  • 竹問題は解決に至ったが……

竹問題をクリアして、一息ついた矢先、また新たな問題が浮上してくるのです。

 

 

第二章 「笹の葉いつ取ってくるんだい?」

     と誰かがつぶやいた。

 

 

笹の葉。みなさんはご存知でしょうか。どこにでも生えているから、たいして注目してみたことがない方もいらっしゃると思うので、こちらに写真を載せておきます。

 

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これが笹の葉。本当にどこにでもある植物です。だからないがしろにしてしまったこの笹の葉、第二章のタイトルにもある通り、いつ取ってくるのかが問題の焦点になってくるのです。

 

  • 笹の葉すごくよわい

普通に考えればわかることですよ。ええ、それはわかりますよ。ただイベント進行でほかにもやらなければいけないことがたくさんありましたから、笹の葉なんかに構っていられなかったんですわ。

 

 

 

 

 

 

 

笹の葉って、引っこ抜いたら枯れるんですね。

 

 

 

 

 

 

笹の葉は植物であるため、引っこ抜いた瞬間からどんどんと死に向かってひた走っていきます。死にひた走っている道中、笹の葉改め彼は、だんだんと丸まっていくのです。丸々と丸まっていく彼は、冬休み、二度寝の末「今日は休みだから学校に行かなくていいんだ」と理解して、また布団にぬくもりを求める学生のごときまるまりで、だれにも彼の丸まりをとめることはできないのでした。

 

丸まってしまえば、もちろん笹船など作れるはずもありません。丸まった笹を子供たちに差し出し、これで笹船を作れィ!と自棄になって作らせても、もちろん笹船などできるはずがありませんから、阿鼻叫喚、子供たちは泣き叫び、鼻水をすすり上げ、地面にこぶしをたたきつけ、カオスと化したイベントは中止せざるを得ない状態にまで陥ってしまうでしょう。

 

笹の葉が枯れる速度を測定したところ、人間が過ごすにはちょうどよい快適温度でも2~3時間が限度。笹の葉を調達するのがイベントの前日と考えても、確実に二時間は経過してしまう。はてさて、どうしたものか。(ちなみに笹船を作る際、笹の葉よりもヨシの葉のほうが大きく頑丈なため、笹船を作るならヨシのほうがいいと、笹船の達人がおっしゃっていました。)

 

 

  • そうだ水、つけよう。

引っこ抜いた笹の葉といえど、植物は植物。枯れさせないために水をやれば多少もつのではないか。そんな簡単な事を、さもコロンブスが新大陸を発見したかの如く勢いで紹介されてもどうしようもないよと、眉根を寄せる顔が容易に想像できます。

 

しかし、この実験を実際にやったことがある人はどれくらいいるでしょうか。引っこ抜いた笹の葉を水につけたら、どれくらいもつのか。知っている人はこの世の中にどれくらいいるのでしょう。わかりません。

 

 

笹の葉の延命。

結果、枯れゆく笹の葉ををそのまま放置した場合、半日も持たなかったが、水をつけた場合は2,3日もつようになったのでありました。

 

  • それからどしたの?

見事、笹の葉延命問題を解決しましたが、まだまだやることは山積み。

竹、笹の葉、と、徐々にイベントの核になる物品がそろってきたのでありますが、まだ必要なものがありました。

 

 

 

 

それは、人、です。

初心者必見!! イベント開催の極意(だいぶ大きく出た)その1

祭り。

 

祭りと聞いて思い出す情景はなんだろう。

浴衣姿。ポニーテールのあの子。金魚すくい。出店の焼きそば。楽しかったあの日々、無邪気だったあのころ、ああ戻りたい。

ただただ楽しかったお祭り。

 

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しかし!!!

 

祭りを開くために裏で大人たちがどれだけ苦労しているのか、今から教えてあげよう、子どもたちよ!!!

 

……というわけで、稲敷市地域おこし協力隊になってから、初の自分発信のイベント『七夕ささぶねまつり』を開催するにあたって(7月8日に開催していたんだよ)、どのような前準備をしているのか(していたのか)記していこうと思います。

 

いかんせん、右も左もわからないド新人かつ、イベントを開いた経験もないので、どこから手をつければいいのか全く分からない。似た境遇の方も数多くいらっしゃることでしょう。イベント経営を考えている方、地域おこし協力隊、大学生などなど、今回のブログで少しでも多くの知識を身に着けていってくださいな。

 

  • 七夕ささぶねまつりはなにをするの?

まず、今回茨城県稲敷市で行われる『七夕ささぶねまつり』の概要だけ説明したいと思います。

前のブログにも残っていると思うので、より詳しい情報を知りたい方はこちらへ飛んでいただけますようよろしくお願いします。

 

 

 

mohou-miyabe.hatenablog.com

 ↑

 

 

 

今回のまつりでやりたかったこと(目的?)は、「こどもたちに昔の遊びを知ってもらうこと」が大前提としてありました。現代の子どもはアナログの遊び方を学ばずにそのまま成長してしまうきらいがあります。事実、僕もデジタルゲーム世代なので、昔の遊びというものを全く知りませんでした。笹船の作り方を教わったのも、商店街のコミュニティスペースとなっている笑遊館のボランティアの方です。

その記事はこちらからどうぞ!

 

 

 

mohou-miyabe.hatenablog.com

 ↑

 

 

 

 

話がそれそうなのでいったん戻します。

今回僕が企画した七夕まつりでは、

1.こどもたちに笹船を作ってもらうこと

2.作った笹船を和田公園に隣接する霞ヶ浦に流すこと

3.七夕の短冊作り&飾りつけのワークショップ

4.流しそうめん

を集まった子供たちと一緒にやろうと考えています。

 

 

 

そこで、必要になってくるのは、

 

笹&竹。

Bamboo grass & Bamboo.

 

 

七夕ささぶね祭りのメインイベントである流しそうめんには、竹の確保が必要不可欠。竹の確保は正直一番面倒であろうと、ある程度予想しておりました。

仮に個人で「流しそうめんをやっぺよ」となっても、「どこから竹もってくっぺ?」となること請け合いでしょう。地主ならともかく、竹を管理している人ってそうそういるもんじゃありません。

 

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手を伸ばせばすぐそこにあるのに……。地域おこし協力隊は一応、市の職員でありますから、勝手に切って持っていくわけにもいかないのです。絶対に怒られるから! 絶対に怒られるから!

 

 

これが都内ならなおさら。

竹林が一瞬で更地になり、駐車場に変化する都会で竹をゲットしようとしても、なかなかうまくはいかないでしょう。便利な時代になった今なら、amazon流しそうめんセットでもポチって、ヤマト運輸か佐川急便に持ってきてもらい、それを簡単に組み立てて家族仲良く流しそうめんするのでしょう。レンタルでも短い装置で2000円程度。

 

【青竹】流しそうめんセット(水路3m+竹脚)

【青竹】流しそうめんセット(水路3m+竹脚)

 

 

個人でやる分には小さい装置でも問題なさそうですが、大人数を呼んでイベントを開くとなると小さい装置でも物悲しさが否めません。

 

 

  • 竹を欲して早十日

もうどうしようもない。まだ地域おこしとして活動して1,2か月のペーペーにつてなどなく……。一件一件、竹を所有する土地に出向いて、地主さんに許可をとるしかない、そう重い腰を上げたそのとき――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人の救世主が僕に微笑んだのです(だいぶあっさりと)

近未来×地域おこし×田舎(ドローン編)

時の進み方がゆるやかなために、都会では当たり前に流行っていることが、田舎では全く……みたいなことが往々にしてある。マイウェイを突き進む田舎も捨てがたいけれど、新しい田舎の多様性というものも見出したい――ということで、今回のブログでは、

 

近未来×田舎

 

と題して、新しいもの(流行)と古いもの(田舎)をいかにうまく組み合わせればビジネスにつなげられるか、ちょっくら考えてみようではないか、というお話をしようと思います。ただの思い付きなので実践で使えるかは分からない……。

 

 

 

 

1.ドローンの活用方法

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空高く舞い上がる無人航空機。きれぎれの雲に溶け込んで、颯爽と飛び立つ姿。ああ、男のマロンロマン

まだまだ発展途上にあるドローン産業だが、アメリカに本社を置くアマゾンドットコムではドローンを使用した無人配送を視野に事業を展開させているようだし(2016年にはオーストラリアでドローンを用いた宅配ピザサービスを開始、米大手運送会社UPSでは、「Workhorse HorseFly UAV Deliveryシステム」というドローンを用いた宅配便配達テストを成功させた)、いよいよ本格始動しつつある。

これから大規模展開していくであろうドローンを、どう田舎に落とし込むか。現在の技術力で可能かつ使用国は日本で限定していくつもりなので、とっぴな話は一切なし。「田舎」と広く定義してしまうといろいろと問題が発生してしまいそうなので、今回は茨城県稲敷市に限定します。

 

 

ドローン同士を戦わせるドローンバトルとか、レースなど、若者を呼び込むためだけの話題性で勝負するビジネスは本意ではないし、色々と問題(危険だからやめろといった注意または怪我)が発生しそうなので却下するとして、一番現実的なのはドローン講習会を開くことではないかと考えた。

高齢化が進んでいる田舎において、そもそもドローンの存在を認知している人のほうが少なく、まずやるべきことはドローンの存在を知ってもらうこと。ただ目新しいというだけでは食いつかないので、いかにしてドローンを生活に根付かせるか。「ドローンなしではもう生きていけないよ。うわーん! 助けてどらえもーん」と言わせるかどうかがカギになってくると思う。

レースやバトル以外にもドローンの活躍する場はあり、その中でも稲敷(田舎)に活用できそうなのは大きく分けて7つ。

 

①イベント監視、ビルおよび工場警備

②ペットおよび徘徊老人および水難者など探索・救助

③工場内作業および災害場など危険区域での作業

④建築での計測・観測

⑤撮影

⑥輸送

 

とくに田舎に落とし込むという意味で活用できそうなのは、

⑦「農薬・肥料散布」だ。

 

偏った知見ではあるけれど、田舎はたいてい農地が広く設けられている。稲敷もその多分に漏れず、江戸崎カボチャやレンコン、ブルーベリーに水神トマト、ミルキークイーンと、農作物を獲得するための畑や田んぼは売るほどある。

それら農地を管轄する農業の方を集って、ドローンの存在を知ってもらい、「農薬を散布するためにも使えるんだよ」と教えてあげればドローンの需要も増えるのではないか。あわよくば、ドローンの講習会を開き、持続的にドローンを使用してもらう。ドローンは高級品なので、買おうにも手が出ないという方にも、レンタル品を提供することで需要は満たされるし、継続的に貸し出すことでこちらも儲かるという寸法。

 

ドローンありますよ

↓住民(そんなもんあるのかい?)

ドローン農業に使えますよ

↓住民(へえ、便利だっぺ)

ドローンの講習会開きますよ

↓住民(これでおらも若者の仲間入り)

ドローン貸しますよ

↓住民(かゆいとこに手が届くねえ。仕事もらくちんだわあ)

…… 

 

こんな簡単に事が進むなんてありえない。もっとビジネスは大変だ。出直せいっ!なんてネガティブ発言は禁止だ。

今回はドローンオンリーで書いた記事だが、次回以降も同じテイストで『近未来×田舎』ブログを書いていけたらなあと思っております。